考え方

「幸せ」は手に入れるものではなく、持っていることに気がつくもの

最後にブログを書いてから7カ月も更新をサボってしまいました。これまで不動産投資を主なテーマに書いてきましたが、今後は更新を継続することを目的に不動産投資に限らず雑多なテーマをゆるく更新できればと思います。

「幸せ」とは?

「幸せ」は一般的には、「心が満ち足りた状態」や「楽しい状態」を指すかと思います。
最近思うのですが、「幸せ」は手に入れるものではなく、持っていることに気がつくものなのではないでしょうか。
「手に入れるもの」というのは、例えば次のようなもの

  • 結婚できたら幸せになる
  • 子供ができたら幸せになる
  • 就職できたら幸せになる
  • 資産が1億円になったら幸せになる

このように、「○○になったら幸せになれる」というのは間違っていないのかもしれないですが、「現在は幸せではないけど、○○になったら幸せになれる」という考え方だと、いつまで経っても幸せになれないのではないかと思います。
なぜなら、必ず新しい悩みが発生し、ゴールが延長されてしまうからです。

例えば、次のようなことが発生します。

  • 結婚:夫婦関係がうまくいかなくなる
  • 子供:子育てが大変で自分の時間が取れない、パートナーが子育てに消極的
  • 就職:人間関係で悩む
  • 資産:1億円達成したら、次は2億円を目指したくなる

「幸せ」とは既に誰もがもっているもの

「幸せ」というのは、「○○になったら幸せになれる」というものではなく、既に誰もが持っているものなのだと思います。
既に持っているものについて、「恵まれている」と思える人は「幸せ」な人です。

  • 結婚しているなら、結婚相手がいることに感謝
  • 子供がいるなら、子供を授かったことに感謝
  • 仕事があるなら、安定的な給与がもらえて生活の不安が無いことに感謝
  • 資産があるなら、余剰資金があることに感謝

恵まれていることが一つもないという人はいないのではないかと思います。
既に持っているものひとつひとつに感謝の念を持てば、「もっと〇〇になったら幸せ」というエンドレスなレースから脱出することができます。

「幸せ」は相対的なもの?

2010年代にブータンが「世界一幸せな国」と呼ばれて話題になりました。
しかし、2010年代後半には、世界幸福度ランキングで順位をかなり落としてしまいました。その理由は、世界の情報が手に入りやすくなり、ブータンの人々が「どうやら自分たちの生活水準は他国と比べると劣っているらしい」と気がついたからだそうです。私はブータンについて詳しくないため、真偽のほどは定かではないですが、あり得る話だと思いました。

不動産投資の世界でも、「資産を拡大することが善」とする風潮が無きにしもあらずですが、必ずしも全員にそれが当てはまるとは限りません。不動産投資は投資ポートフォリオの一部だと考えるなら、株式や債券とバランスよく持つのが心地良い場合もあるでしょう。大家の会などで聞いた「メガ大家さんのキラキラした話」と自分を比較して、落ち込む必要はないわけです。

近況

2歳9ヶ月の息子は何でも自分でやりたい時期です。
最近は、朝のミルクも自分で計量してつくりたいと言ってきます。
最初は粉が飛び散るわ、息子が泣き叫ぶわで、大変でしたが、我慢して何回かやらせると少しづつ上達して、上手に作れるようになりました。成長を感じます。