不動産投資の書籍では、物件を購入しようと決めた際には「買付証明書」を作成するようにと書かれていました。
私の一棟目物件の購入時には「買付証明書」の作成は無く、最初から「不動産売買契約書」の締結に進むことになりました。
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物件見学の2日後に不動産売買契約を締結
物件見学の2日後(3連休の最終日)に、想定以上のスピードで「不動産売買契約書」を締結することになりました。仲介業者の営業トークかもしれないので鵜呑みにはできないですが、他にも2名の投資家が買付けの意思を表明しており、買えるかどうかはスピード勝負とのこと。
拙速な判断はしたくないものの、物件は非常に気に入っていたので進めてもらうことにしました。
事前に契約書の草案を送ってもらい、十分に読み込んだうえで契約に臨みました。
用意したもの
不動産売買契約の際に用意したものは、以下の3つです。
- 個人の印鑑
- 手付金400万円(契約時にスマホで振込)
- 契約書に貼付する収入印紙3万円
私の場合、一棟目から法人を設立して購入したのですが、この時は個人名義で契約を締結しました。物件の完成・引渡しが5カ月後と時間的な余裕があったため、契約書の締結後に法人を設立しても十分に間に合いました。名義変更については、簡単な覚書を一枚作成するだけです。
初めての契約
契約当日は仲介会社の会議室で、不動産売買契約書・重要事項説明書の内容を宅建士の方から説明していただきました。いずれも事前に読み込んであったので、用意していた質問をいくつか確認して、無事に契約を終えることができました。
売主さんとも対面し、今回の物件の仕様等(デザインや内装等)についてご説明頂いて終了しました。
所要時間は約2時間。
慣れないことをしたので、どっと疲れてマッサージに行きたくなったのを覚えています。
越境の問題
本物件の土地の一部について、隣地の戸建住宅のバルコニーの端がほんの少し越境しているとの説明を受けました。お隣さんとが建て替えの際に解消する旨の覚書を締結することになりました。特に重要性を感じていなかったのですが、この越境が後に大きな問題になるとは、この時は知る由もありませんでした。これについては、後述します。