無事にアパート名称も決まったので、アパート名を刻んだ看板を手配しました。
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ステンレスの看板を注文
看板の製造はインターネットで「アパート 看板」という検索ワードにて見つけた「銘板館」という会社に見積もりを依頼しました。
見積もりから２日ほどでレイアウト案を４つほど、メールで送って頂きました。
お値段はレイアウトによって異なり、３万円～５万円でした。
現地施工をお願いする場合には、別途３万円ほどかかるようです。
頂いたレイアウトについて、文字のフォントは良かったのですが、装飾がしっくりこなかったので、手書きでイメージをお伝えしたところ、直ぐに修正したレイアウトを送って頂きました。妻にも相談して、女性の意見も踏まえたうえで、レイアウトを決定しました。
結局、５万円するステンレス看板を発注しました。
発注から納品までは３週間ほどでした。
施工費３万円は高い？
アパートに看板を設置する経験は人生初めてだったので、専門業者さんに設置を依頼するか悩みました。メーカーの銘板館に施工まで依頼できるのですが、別途費用が３万円かかります。
１万円くらいだったら、お願いしていたかもしれないです。
３万円はちょっと高いな、と思いました。
施工説明書を読むと、壁にドリルで穴を空けてボンドで固定するだけなので、特に高い技術は不要らしい。とはいえ、建物の顔ともなる看板なので、慣れない素人作業で設置面が曲がってしまったら後悔しそうです。
悩みましたが、仲介会社の黒田さんに相談したら、次のように言って頂きました。
黒田さんが心強いコメントをくださったので、３万円をケチって、看板を自分で設置することにしました。
看板設置の日にハシゴを外される
内覧会の当日、仲介会社の黒田さん、売主、建設会社が物件所在地にて一堂に会しました。
ひと通り建物の内覧を終え、最後に懸案の看板を設置することになりました。
看板の設置は、電動ドリルで穴を開けて、ボンドで固定するだけの簡単な作業です。話の流れから、てっきり建設会社の方がサービスで設置してくれるのかな、と期待したのですが、そんなに甘くはありませんでした。
まず、建設会社の方が５０代半ばくらいの男性で、あまり感じの良い方ではありませんでした。形の上では、私は買主（＝お客様）だったのですが、彼にとってのお客様は工事の発注者である売主さんです。
私への態度は、どこか年下を見下したような印象を受ける苦手なタイプでした。
と黒田さんが確認してくれましたが、建設会社の方に穴を開けてもらうのを頼むような雰囲気ではありませんでした。かといって、黒田さんが穴を開けるわけにもいかず。
結局、オーナーである私自ら電動ドリルで穴を開けることになりました。
最初は恐る恐るでしたが、直ぐに慣れました
穴を開ける場所に印をつけて、いざ電動ドリルを手にしました。
私は普段、日曜大工をすることもないですし、電動ドリルもほとんど使ったことがありません。
穴を開ける対象は、新築でピッカピカの８，０００万円のアパート。
電動ドリルを持つ手も震えました。
「３万円をケチるべきではなかったか」と後悔の念がよぎります。
震える手で、恐る恐るドリルを当てると、うまく入らずにずれてしまいました。
予定していたのと違う場所を少し削ってしまい、あせりました。
ドリルを当てる力が弱すぎてうまく穴が開かなかったようです。
「泣いても笑っても、ここは私が穴を開けるしかないんだ。しっかりしろ」と自らを鼓舞し、腹をくくりました。
ぐっと力強く電動ドリルを壁に押し込むと、今度はしっかり狙った場所に入ってくれました。１回上手くいくと、コツがつかめて、他の穴も無事に開けることができました。
ボンドで固定して完成！
ドリルで壁に穴を開けた後は、看板にボンドを塗って設置するだけです。
銘板館からおすすめされた、エポキシボンド（Ａｍａｚｏｎで購入）を塗ります。
２つの溶剤を混ぜて使用するボンドです。
本番で失敗できないので、事前に段ボールを使い習してきました。
ボンドを塗った看板を壁に設置して、無事に完了です。
離れて眺めてみても、ちゃんと水平になっており、ホッとしました。
３万円のコスト削減と貴重な体験ができたので、プチＤＩＹができて良かったです。
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