不動産売買契約が無事に完了したら、次は融資申請です。
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事前の銀行開拓せず
私の場合、一棟目の物件購入にあたり、事前の銀行開拓はしておりませんでした。一棟目なので、アパートローンを利用できることから、仲介会社に紹介してもらえば十分と考えた為です。
仲介会社から、不動産融資に積極的な2行(オリックス銀行、スルガ銀行)をご紹介いただき、そちらで融資申請をすることになりました。
オリックス銀行は撃沈
オリックス銀行については、物件を決める前に「事前面談」をしていただいた方がいた為、その方に打診しました。
融資条件は、金利2.2%、融資期間30~35年、頭金は1割、もしくは、フルローンということでした。
担当の田中さん(仮名)は、ご自身でも長年不動産投資をされている方です。
融資を受けたいと連絡したところ、連休中にも関わらず現地を直ぐに確認するというフットワークの軽さに驚きました。
田中さんの反応
現地を確認した田中さんの反応は次の通りでした。
私も裏手の崖は気にはなっていたものの、不動産投資経験者にそのように言われると、不安になってしまいます。
本部との協議の結果は?
田中さんが現地確認した後、2日後には本部協議の結果をショートメールで頂きました(早い!)。
大変残念なのですが、当方では別のアパートに切り替えていただくことを望みます。
駐車場がとれないので、戸建て用地には不向きな土地ゆえに、アパート建築が多くされている地域なのだと現地に行って感じました。
…ということで、オリックス銀行での融資の道は途絶えました。
妻が不安になる
オリックス銀行はNGとなりましたが、まだ、スルガ銀行の道が残されています。
オリックス銀行の結果を妻に話すと、それまで、私の不動産投資をサポートしてくれていた妻が、一転不安になってしまうという問題が生じました。
妻の指摘はごもっともなのですが、ここで諦めたら後悔すると思ったので、私は半ば自分に言い聞かせるように、今回の投資のリスクとその対策について説明しました。
まず、崖地については、土砂災害警戒区域・急傾斜警戒区域に該当しないこと、火災保険の水災補償を追加してリスクに備えることができることを説明しました。
また、接道が悪い点に関しては、横浜市での新築アパート投資の場合には珍しくなく、立地が良いことでカバーできる許容範囲内であると考えていると説明しました。
これらの説明を受けて、なんとか「あなたがやりたいならサポートする」と妻からは言ってもらえるようになりました。
もう一つのスルガ銀行で審査が通らなければ、今回の件はなかったことになります。
その場合には、そもそも融資が付かない物件だということで諦めが付きます。